1月例会は、若者3人、企業2人、支援機関6人の計11人の参加でした。
この日は、会場となっている若者の交流スペースから就職したSさんが、自分が感じている職場の課題を語ってくれました。物静かな印象だった彼女が、社長を目の前にしながらもどうしてそんなに話せるのでしょうか。
「受け止めてもらえる場だなと思えばしゃべれる。レールを外れていた時間が長いので、感覚がズレていると感じることが多かったので、率直なものを出したときに、単に空気を乱すだけだったり、気持ちが一瞬すっきりするだけだったり困らせたりするんだったら意味がないなと思ったり。こういうことを話した方が空気がほぐれるかなとか、そういうので全体のためになるときの方が言葉が出やすい。仕事なんだからやればいいんだよ、という価値観の人もいるので、そういう人には出そうと思わない。特に仕事の場だと、プラス方向のことってやりやすいけど、ともすれば不満、マイナスに受け取られやすいことだから話す場を選ぶところかなと思ってて。そういう話ができるのがリンクやこの場の良いところなのかなと思っていて。」
Sさんが「場の力」ということも言っていました。マイナスに捉えられてしまいそうなことも話せる場はどうやってできるのか。考えさせられます。